世界の高速鉄道と日本

中国の高速鉄道

中国でも高速鉄道は必須のものとして開発が進んできました。営業路線は広大であり、アメリカに次ぐ大国になっているからです。国土の中を輸送するということを考えても、鉄道の利便性を有効に活用している国といってもいいでしょう。経済発展も著しく、高速鉄道の開発も進んでいます。特に都市間輸送が重要な国であり、旅客輸送の必要性が高いからです。

高速鉄道が必須となりましたが、同時に利権が絡んできたのは間違いありません。中国では、汚職などの問題が続発し、高速鉄道は腐敗の温床となっていくのです。さらに、日本では考えられませんが、高速鉄道が前方の車両に追突し脱線するという事故を起こしました。安全性の確保という面では、中国の高速鉄道はかなり甘いレベルであることを露呈することになるのです。当然改革をしていかなければならず、行政と運行管理を分離することになっていくのです。

日本の新幹線と比較すると、いかに安全性を考えてきたかがわかります。速度を抑えてでも、安全で確実、遅れることがない高速鉄道を現在持っていることからもわかるでしょう。ATCの高精度化によって、日本では高速鉄道が追突したことはありません。技術としても発想の根幹が異なるところではありますが、それほど違いがあるといっていいでしょう。